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技術紹介

大阪府立大学/大学院工学研究科/表面計測化学研究グループ

技術概要水溶媒に分散した金属ナノ粒子をバインダーによって材料表面に選択的に凝集する技術を利用することにより,高い密着性,柔軟性と導電性を有する金属薄膜を形成するめっき法を開発した。スパッタや蒸着,無電解めっきなどの従来の薄膜形成技術と異なり,特別な装置や有害物質を用いず,ビーカーの中で金属ナノ粒子とバインダー,基材を攪拌するだけで簡単にめっきできる。
論文等[1]Electrical Properties of Two-Dimensional Gold Nanoparticle-Alkanethiol Networks Formed on Plastic Microbeads, J. Electrochem. Soc., 160(9), H630-H635 (2013).
[2]Electrical property and water repellency of a networked monolayer film prepared from Au nanoparticles, Chem. Commun., 2003, 1038-1039 (2003).
第5502531号「導電性繊維およびその製造方法」
第3879982号「プラスチックの金属めっき方法及びその方法でめっきされた製品」
リンク大阪府立大学/大学院工学研究科/表面計測化学研究グループ

関西大学/システム理工学部/光情報システム研究室

技術概要ホログラフィは,撮影した物体の光の情報をそのまま再現できるため,他の3D技術やxR等のHMDとは異なり,メガネ等が不要で多人数で観察でき,健康被害が生じる知覚矛盾が一切生じない理想的な3D映像技術である.しかし,従来のホログラフィはアナログ写真技術であるため, 3D映像を作成するためには実物の被写体が必要であり,その情報をデジタルメディアで伝送・保存することもできない.それに対して,提供するコンピュータホログラフィはCGと同じモデルから自在にホログラムを作成できるデジタル技術である.
論文等【一般向けビデオや解説記事】
松島恭治: コンピュータホログラフィによる自然で奥行きの深い3次元立体画像, 表面技術 69, No.5, 196-201(2018).
あわせて読みたい
コンピュータホログラフィによる自然で奥行きの深い3次元立体画像J-STAGE


YouTube:「究極の3次元画像」,(2010年日本語版)

【専門的な書籍】
K. Matsushima (単著): Introduction to Computer Holography, (Springer, 2020).
ISBN 978-3-030-38435-7
【その他の論文・特許・学会発表等のリスト】
あわせて読みたい
研究成果公表

リンク関西大学/システム理工学部/光情報システム研究室

大阪大学産業科学研究所/山田研究室

技術概要フレキシブル、小型、高応答性のペルチエ素子を開発した。人体表面への密着性が高く、低消費電力で空間解像度の高い温冷提示が可能である。本ペルチエ素子により、温冷感覚を含んだ触覚インタフェースが構築できる。触覚インタフェースによる新しいエンターテイメントコンテンツや、視聴覚障がい者への情報提示機器に応用が期待される。
論文等特許
熱電変換モジュール、および、熱電変換モジュールの製造方法,菅原 徹,菅沼 克昭,伊庭野 健造,エクバル ユスフ,末武 愛士,鶴元 真妃,加賀美 宗子,特願2019-038901
論文
タイトル:“Fabrication and Characterization of Ultra-Lightweight, Compact, and Flexible Thermoelectric Device Based on Highly Refined Chip Mounting”
著者名:Yusufu Ekubaru, Tohru Sugahara, Kenzo Ibano, Aiji Suetake, Maki Tsurumoto, Noriko Kagami, and Katsuaki Suganuma
プレスリリース
ResOU
高効率フレキシブル熱電変換デバイスの小型軽量化に成功
高効率フレキシブル熱電変換デバイスの小型軽量化に成功大阪大学産業科学研究所の菅原徹准教授(先端実装材料研究分野)と工学研究科の伊庭野健造助教らの研究グループは、精密な半導体チップ加工と精密な実装プロセス、新規の実...

リンク大阪大学産業科学研究所/山田研究室

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